普及啓発・支援

令和5年4月21日

熱中症対策実行計画が法定の閣議決定計画に格上げされました。

中期的な目標としては、熱中症による死亡者数ゼロに向けて、2030年までの間、年間の死亡者数が1,000人を超えないようにすることを目指します。また、顕著な高温が発生した際に、死亡者を可能な限り減らすことを目指します。

次のことについて、重点的に取り組みます。

• 高齢者等の屋内における熱中症対策の強化
• 管理者がいる場等における熱中症対策の促進
• 地方公共団体による熱中症対策の取組強化
• 新型コロナウイルス感染症対策と熱中症対策の両立
• 顕著な高温の発生に備えた対応
   

詳しくは、環境省ホームページ「気候変動適応法及び独立行政法人環境再生保全機構法の一部を改正する法律案の閣議決定について」をご覧ください。

令和3年に本格的に運用が開始された熱中症警戒アラートが熱中症警戒情報として法律に位置づけられました。
より深刻な健康被害の発生の可能性がある場合に、熱中症特別警戒情報が出されます。

 

熱中症警戒アラートとは？
「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、 熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。
環境省と気象庁が提供しています。

環境省熱中症予防情報サイト https://www.wbgt.env.go.jp/
気象庁熱中症警戒アラート発表状況 https://www.jma.go.jp/bosai/information/heat.html

暑さ指数（WBGT）とは、熱中症予防のために作られた指標です。
日本生気象学会から、日常生活に関する指針が出されています。
指針を参考に、熱中症を防ぐ行動を心掛けてください。

センターでは、熱中症対策パンフレットを作成しました。
熱中症予防のために気をつけて欲しいこと、熱中症を疑う症状について紹介しています。
PDFファイルでダウンロードできます。ぜひご覧ください。